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足の血管が浮き出る・目立つ

「足の血管がボコボコと浮き出てきた」「足の血管が青く透けて見える」「足に赤紫色の細い血管が広がっている」――このような足の血管の変化は、下肢静脈瘤の代表的な症状です。
足の血管が目立つようになるのは、静脈の弁が壊れて血液が逆流し、血管に血液がたまって拡張するためです。見た目の問題だけでなく、足のだるさやむくみ、こむら返りなどの症状を伴うこともあります。
「見た目が気になる」「スカートや短パンが履けない」という方から、「症状はないけれど放置していいのか心配」という方まで、お気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 足の血管がボコボコと浮き出ている
- 足の血管が青く透けて見える
- 足に赤紫色の細い血管が広がっている
- 以前より足の血管が目立つようになった
- 足がむくむ、だるい、重い
- 足がつる、こむら返りが起きる
- 足の皮膚が変色してきた
- 妊娠してから足の血管が目立つようになった
足の血管が浮き出る原因
足の血管が浮き出る・目立つ原因のほとんどは、下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤とは
足の静脈には、血液が心臓に向かって流れるよう、逆流を防ぐ弁がついています。この弁が壊れると、血液が足の方向に逆流し、静脈に血液がたまって血管が拡張します。これが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤になりやすい方には、以下のような特徴があります。
- 長時間の立ち仕事や座り仕事をしている
- 妊娠・出産を経験した
- 家族に下肢静脈瘤の方がいる
- 加齢
- 肥満
足の血管の見た目の種類
足の血管の見た目は、静脈瘤のタイプによって異なります。
伏在型静脈瘤
足の太い静脈(大伏在静脈、小伏在静脈)の弁が壊れ、血管がこぶのようにボコボコと膨らんで浮き出るタイプです。下肢静脈瘤の中で最も多く、足のだるさ、むくみ、こむら返りなどの症状を伴うことが多いです。進行すると皮膚の変色や潰瘍を起こすこともあり、治療の対象となります。
側枝型静脈瘤
伏在静脈から枝分かれした血管が拡張したタイプです。伏在型ほど太くはありませんが、皮膚の表面に浮き出て目立つことがあります。症状は軽いことが多いです。
網目状静脈瘤
皮膚のすぐ下にある2~3mm程度の細い静脈が拡張し、青く網目状に透けて見えるタイプです。太ももの裏側やひざの裏に見られることが多く、少し盛り上がって見えることもあります。症状を伴うことは少なく、主に見た目の問題です。
クモの巣状静脈瘤
皮膚の中にある0.1~1mm程度の非常に細い静脈が拡張し、赤紫色のクモの巣のように広がって見えるタイプです。症状はほとんどなく、見た目の問題が主です。
見た目だけでなく症状も確認を
足の血管が浮き出ている方は、以下のような症状がないか確認してみてください。
よくある症状
- 足がだるい、重い
- 足がむくむ(特に夕方)
- 足がつる、こむら返りが起きる(特に夜中)
- 足がかゆい
- 足がほてる
進行した場合の症状
- 足首のまわりの皮膚が茶色く変色する
- 足に湿疹ができる
- 皮膚が硬くなる
- 皮膚に傷ができて治りにくい(潰瘍)
見た目だけでなく、これらの症状がある場合は、下肢静脈瘤が進行している可能性があります。早めの受診をおすすめします。
放置するとどうなる?
足の血管が浮き出ていても、「痛くないから」「見た目だけの問題だから」と放置される方も多いですが、下肢静脈瘤は自然に治ることはなく、徐々に進行します。
進行のパターン
初期は血管が目立つ程度ですが、進行すると足のだるさやむくみが強くなり、こむら返りも頻繁に起こるようになります。さらに進行すると、皮膚の変色(色素沈着)、湿疹、皮膚の硬化が起こり、最終的には皮膚潰瘍を起こすこともあります。
早めの治療のメリット
下肢静脈瘤は、早期に治療するほど体への負担が少なく、回復も早くなります。皮膚の変化が起こる前に治療することで、見た目も症状も改善しやすくなります。
検査と診断
問診・診察
血管がいつから目立つようになったか、他に症状があるかなどを詳しくお聞きします。立った状態で足を観察し、静脈瘤のタイプや範囲を確認します。
下肢静脈エコー検査
超音波で足の静脈の状態を詳しく調べます。静脈の太さ、弁の機能、血液の逆流の有無を確認し、どの静脈に問題があるかを特定します。痛みのない検査で、当院で実施可能です。治療方針を決定するために重要な検査です。
治療について
足の血管の治療は、静脈瘤のタイプや症状によって選択します。
伏在型静脈瘤の治療
ボコボコと浮き出るタイプの静脈瘤には、血管内治療(レーザー治療、グルー治療)が有効です。カテーテルを使って静脈を閉塞させる治療で、傷が小さく、日帰りで治療が可能です。治療により、見た目の改善だけでなく、足のだるさやむくみ、こむら返りなどの症状も改善します。
側枝型静脈瘤の治療
硬化療法(静脈に薬剤を注入して閉塞させる治療)や、血管内治療の補助として治療を行います。
網目状・クモの巣状静脈瘤の治療
硬化療法が一般的です。見た目の改善を目的とした治療となります。
弾性ストッキング
手術を希望されない場合や、軽症の場合は、医療用の弾性ストッキングで症状を和らげることができます。静脈瘤そのものを治すことはできませんが、進行を抑え、症状を軽減する効果があります。
当院での診療
八尾市・近鉄八尾駅すぐのまえなか内科・循環器クリニックでは、循環器専門医が足の血管の診療を行っています。下肢静脈エコー検査で静脈の状態を詳しく調べ、静脈瘤のタイプや程度を正確に診断いたします。
「血管が目立つのが気になる」「治療が必要かどうか知りたい」という方は、まずは診察にお越しください。検査結果をもとに、治療の必要性や適した治療法についてご説明いたします。
伏在型静脈瘤に対しては、血管内治療(レーザー治療、グルー治療)による日帰り手術に対応しています。見た目の改善だけでなく、足のだるさやむくみなどの症状も改善することができます。
足の血管でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。