- HOME
- 動悸
動悸について

動悸とは、普段は意識しない心臓の拍動を不快に感じる症状です。「心臓がドキドキする」「脈が速い」「脈が飛ぶ」「心臓がバクバクする」など、感じ方は人によって様々です。
動悸の原因は、不整脈などの心臓の病気から、貧血や甲状腺の異常、ストレスや自律神経の乱れまで多岐にわたります。一時的なものであれば心配ないことも多いですが、繰り返す場合や他の症状を伴う場合は、一度検査を受けられることをおすすめします。
こんな症状はありませんか?
- 心臓がドキドキする、バクバクする
- 脈が飛ぶ感じがする
- 脈が急に速くなる
- 脈が不規則に感じる
- 胸がつかえる感じがする
- 動悸とともに息苦しさを感じる
- 安静にしていても動悸がする
動悸の原因
動悸を引き起こす原因は様々です。心臓の病気が原因のこともあれば、心臓以外に原因があることもあります。
不整脈
動悸の原因として最も多いのが不整脈です。脈が速くなる、遅くなる、不規則になるなど、様々なタイプがあります。期外収縮(脈が飛ぶ)、心房細動(脈が不規則になる)、発作性上室性頻拍(急に脈が速くなる)などが代表的です。
貧血
血液中のヘモグロビンが減少すると、体は酸素不足を補おうとして心拍数を上げます。そのため、動悸を感じやすくなります。女性に多い鉄欠乏性貧血でよく見られる症状です。
甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、代謝が活発になり、心拍数が増加します。動悸のほか、汗をかきやすい、体重減少、手の震えなどの症状を伴うことがあります。
自律神経の乱れ
ストレス、不安、緊張、睡眠不足などにより自律神経のバランスが乱れると、動悸を感じることがあります。更年期障害やパニック障害でも動悸が起こることがあります。
その他の原因
カフェインの摂りすぎ、アルコール、喫煙、発熱、脱水なども動悸の原因となります。また、一部のお薬の副作用で動悸が起こることもあります。
考えられる病気
動悸の背景には、以下のような病気が隠れていることがあります。
期外収縮
脈が飛ぶ、一瞬止まる感じがするのが特徴です。心臓の病気がない方にも起こることが多く、多くの場合は治療の必要がありません。ただし、頻繁に起こる場合や症状が強い場合は、詳しい検査をおすすめします。
心房細動
心房が不規則に細かく震え、脈が乱れる不整脈です。動悸のほか、息切れやだるさを感じることがあります。心房細動は血栓(血の塊)ができやすく、脳梗塞のリスクが高まるため、適切な治療が必要です。
発作性上室性頻拍
突然脈が速くなり、突然止まるのが特徴です。発作中は強い動悸を感じ、息苦しさやめまいを伴うこともあります。
心不全
心臓のポンプ機能が低下すると、体は心拍数を上げて血液を送ろうとするため、動悸を感じることがあります。息切れやむくみを伴う場合は注意が必要です。
心臓弁膜症
心臓の弁に異常があると、心臓に負担がかかり、動悸や息切れの原因となることがあります。
検査と診断
問診・診察
動悸がいつ起こるか、どのくらい続くか、他に症状があるかなどを詳しくお聞きします。動悸の感じ方(ドキドキ、バクバク、脈が飛ぶなど)も診断の参考になります。
心電図検査
心臓のリズムを記録し、不整脈の有無を調べます。不整脈の有無を調べます。ただし、症状がない時には異常が見つからないこともあります。
24時間ホルター心電図
小型の装置を24時間装着し、日常生活の中で起こる不整脈を捉えます。診察時には症状が出ていなくても、記録中に異常が見つかることがあります。
心エコー検査
超音波で心臓の動きや弁の状態、心臓の大きさなどを調べます。心臓に構造的な異常がないかを確認します。
血液検査
貧血や甲状腺機能の異常がないかを調べます。
治療について
原因に応じた治療
動悸の治療は、原因によって異なります。不整脈が原因であればお薬による治療を行い、貧血や甲状腺の異常が原因であればそれぞれに対する治療を行います。
生活習慣の改善
カフェインやアルコールの摂りすぎ、睡眠不足、ストレスなどが原因となっている場合は、生活習慣の見直しが効果的です。
専門的な治療が必要な場合
カテーテルアブレーション(不整脈の原因となる部分を焼灼する治療)やペースメーカーが必要な場合は、専門機関をご紹介いたします。
当院での診療
八尾市・近鉄八尾駅すぐのまえなか内科・循環器クリニックでは、循環器専門医が動悸の診療を行っています。心電図、24時間ホルター心電図、心エコー検査などを院内で実施でき、原因を詳しく調べることができます。
動悸は、放置しても問題ないものから、治療が必要な不整脈まで様々です。「ただの動悸」と思わず、気になる症状があればお気軽にご相談ください。原因を明らかにし、適切な対応をご提案いたします。